いよいよ夏本番。ここ屈斜路湖や釧路川源流部も、全国各地から皆さまの笑顔で賑わう季節となります。素敵な季節ですね。全国各地の観光名所やリゾート地と比較的すると、それでもまだ静かなエリアなのかもしれませんが、朝散歩をしていると、いつもより多く通る車や、普段ならまずない信号2回待ちなどが起こり始めると、一時の賑わいを感じるものです。
そんな賑わう時期にお知らせしたいことがあります。
この期間に「ご予約を検討されている方」「ツアーにご参加される方」
ぜひご覧ください。
暑さへの対策
近年、ムシ暑い日が多くなった北海道。10年前、20年前と比較すると本当に暑いです。私たちはツアー中簡単なお飲み物をご用意しておりますが、暑い日は各自水分補給をお願いします。また、水分のみではなく塩分も合わせて補給しましょう。暑さのリスク、暑さによる自然の変化、昔はわざわざご案内することのほどではなかったことが、近年必要になってきています。以下ご確認ください。
この季節発生する「アブ」について
毎年7月の3週目くらいから8月の2週目くらいまでの間、集中的に発生するのがこのアブ。「ゴマフアブ」という種類です。山や川に多く生息していて、はっきり言うと積極的に人を吸血します。「刺す」ではなく「噛む」です。噛まれると赤く腫れ痒くなります。
ガイドも色々対策を試しましたがちょっとお手上げ状態?正直、虫除けスプレーなどしてもあまり効果はないように思います。最近ではアブの天敵でもあるオニヤンマをモチーフにしたブローチなどが販売されていますが、その効果のほどはどうなのでしょうか。あまり苦手な方には防虫ネットをお貸しします。
ガイドの個人的見解ですが、経験に基づいたポイント。ぜひ参考にしていていただけると嬉しいです。
- 肌をださないこと
基本です。この時期に川に半袖短パンで行くのはアブに「噛んでね」と言っているようなもの。腕にアブがとまっても冷静に対処できる方なら半袖くらいはアリでしょう。ショートパンツなどで素肌出しは本当に危険です。 - 激しく動かないこと
アブを激しく嫌うがあまり、常に手で払ったり、慌てて激しい動きをすると、さらにアブを呼び込むことになります。科学的根拠はありませんが、経験上そうです。ではどうすれば?ですが、アブは肌に止まってから噛むまで割とのんびりです。肌に止まったところを落ちついて「バシッ!」これが一番です。 - 黒い服は避ける
黒いものに寄ってきます。白や黄色など明るい色と比較すると明らかに違います。アブは二酸化炭素や熱に対して寄って来ます。車に群がるのは正にそのW効果というやつです(排気ガス&エンジンの熱)。 - 川ではなく湖へ
極力アブは避けたいというかたは湖のツアーをおすすめしています。コタンカヤック・和琴半島カヤック(平日のみ)・和琴半島カヌー(平日のみ)。湖畔には少しいますが、岸から離れるとさほど寄ってきません。
釧路川源流カヌーびるわ橋コース(約2.5時間)ご予約の方へ
あまりにアブの発生が多い日(我々基準の「アブ警報」発令日)には、ガイドの判断でツアーコースを変更する場合があります。具体的には「びるわ橋コース(約2.5時間)」から「みどり橋コース(約1.5時間)」や「和琴半島カヌー」に変更して催行することもあります。つまり「アブが多すぎて2時間以上川にいるのは苦痛になってしまう」とガイドが判断した時です。「楽しく安全に」がモットーなツアー運営です。その日考慮したガイドと判断となるので、その際はご了承ください。
ファミリー&水遊びしたい人にオススメ「コタンカヤック」
川ももちろんオススメなのですが、この季節の我々ガイドのイチオシは「コタンカヤック」。理由は以下。
- 混雑しない!
この場所でツアーを開催しているのはリバフィーだけです。湖は広いので混雑を避けてのんびりプライベートなツアーができます。 - 川と比べて随分アブが少ない!
上に書いた通りです。岸から少し離れればアブのことをほとんど気にせず楽しめます。 - 暑い日は思い切り泳げる&水遊びできる!
お子様と湖に足をつけたり、浮かんでみたり、全身で屈斜路湖を感じていただけます。水遊びをしたい方は必ず「かかとつきのサンダル」「濡れても良い服装(綿素材はNG)」「着替え」をお持ちください。
オススメの時間。早朝と夕方。
おかげさまで午前、午後のご予約が多く、空きが少なくなって来ております。
早朝ツアーや夕方ツアーはまだ空きもありますし、実際オススメです。
オススメポイントは以下。
・アブが日中と比べて少なめ
・涼しい(もともと涼しい日は肌寒い日も)
・ドラマティックな景色に出会えるチャンス高め(もちろん天候によりますが)
・川も静か(日中はツアーで少し混雑する季節です)
※早朝ツアーは1人1,000円UPでの料金設定となります。
今回のご案内は以上です。
楽しく、安全に。
素敵な夏にしましょう!