【保存版】夏休み期間(7/15〜8/31)のご案内

夏休みシーズン本番ですね。
海へ、山へ?
川へ、湖へ!

ここ屈斜路湖や釧路川源流部も、全国各地から皆さまの笑顔で賑わう季節となります。素敵な季節ですね。全国各地の観光名所やリゾート地と比較的すると、それでも静かなエリアなのかもしれませんが、朝散歩をしているといつもより多く通る車や、普段ならまずない信号2回待ちなどが起こり始めると「おおお!今年も賑わってきたぞ〜!」と感じるものです。

そんな賑わう時期にお知らせしたいことがあります。
この期間にご予約を検討されている方
この期間にツアーにご参加される方
ぜひご覧ください。

和琴半島でのツアーは行いません

以下の2つのツアーですが2023年度より「7月15日〜8月31日は予約不可」とさせていただきました。その理由について詳細説明をしておらず「なぜ?」となっていた方、申し訳ありませんでした。改めて詳細について説明させていただきます。

結論からお伝えすると「夏休み期間は混雑が予想されるため、我々が提供したいツアーが開催できないから」です。ガイドのわがままかもしれませんがすみません。

昨今のアウトドアブームや、キャンプブーム、湖を楽しむ道具の多様化など、その理由はきっと様々でありますが、ここ数年で和琴半島の利用者は急増しました。特に夏休みシーズンは湖畔も、湖上も、多くの方で賑わう場所となりました。この素晴らしいアウトドアフィールド「和琴半島」を楽しむ人が増えたのは本当に素敵なことです。※2023年より「和琴ルール」が定められました。ご利用の際はフィールドハウスにてパンフレットをご覧ください

しかし「ゲストをガイドさせていただくフィールド」という側面から見ると、「我々がご案内したい状態とは変化してきた」というのが本音です。「国立公園の自然を、火山と森と水、アイヌ文化を、そしてこの雄大な屈斜路湖、その力強い静けさを感じていただきたい」という本質的な部分を満足にご案内できない。ガイド同士十分に話し合い、このように判断させていただきました。

以上の理由から、この時期は和琴半島以外のフィールドをガイドさせていただきます。特にオススメは「コタンカヤック」。大きな湖を広々と、賑わいを避け静かな湖畔で、きっとご満足いただけると思います。

川にはアブが発生します

毎年7月の3週目くらいから8月の2週目くらいまでの間、集中的に発生するのがこのアブ。「ゴマフアブ」という種類です。山や川に多く生息していて、はっきり言うと積極的に人を吸血します。「刺す」ではなく「噛む」です。噛まれると赤く腫れ痒くなります。

ガイドも色々対策を試しましたがちょっとお手上げ状態?正直、虫除けスプレーなどしてもあまり効果はないように思います。最近ではアブの天敵でもあるオニヤンマをモチーフにしたブローチなどが販売されていますが、その効果のほどはどうなのでしょうか。アブめ!(あまり苦手な方には防虫ネットをお貸しします)

ズボンの周りをウロウロしている瞬間の写真。「バシッ!」と簡単にしとめられます。しつこい虫ですが過度に恐れることもありません。

対策とポイント

ガイドの個人的見解ですが、経験に基づいたポイント。ぜひ参考にしていていただけると嬉しいです。

  1. 肌をださないこと
    基本です。この時期に川に半袖短パンで行くのはアブに「噛んでね」と言っているようなもの。腕にアブがとまっても冷静に対処できる方なら半袖くらいはアリでしょう。ショートパンツなどで素肌出しは本当に危険です。
  2. 激しく動かないこと
    アブを激しく嫌うがあまり、常に手で払ったり、慌てて激しい動きをすると、さらにアブを呼び込むことになります。科学的根拠はありませんが、経験上そうです。ではどうすれば?ですが、アブは肌に止まってから噛むまで割とのんびりです。肌に止まったところを落ちついて「バシッ!」これが一番です。
  3. 黒い服は避ける
    黒いものに寄ってきます。白や黄色など明るい色と比較すると明らかに違います。アブは二酸化炭素や熱に対して寄って来ます。車に群がるのは正にそのW効果というやつです(排気ガス&エンジンの熱)。
  4. 川ではなく湖へ
    どうしてもアブは避けたいというかたは湖のツアーをおすすめしています。この時期の湖のツアーは「コタンカヤック(小学生以上)」。湖畔には少しいますが、岸から離れるとさほど寄ってきません。(ちなみに水中はアブの悩みからオサラバできます。暑いはぜひ)

あまりにアブの発生が多い年、多い日には釧路川源流カヌーツアー「びるわ橋コース(約2.5時間)」から「みどり橋コース(約1.5時間)」に変更して催行することもあります。つまり「アブが出過ぎて2時間以上川にいるのは苦痛になってしまう」とガイドが判断した時です。「楽しく安全に」がモットーなツアー運営です。その日考慮したガイドと判断となるので、その際はご了承ください。

早朝ツアーと夕方ツアーもオススメです

おかげさまで午前、午後のご予約が多く、空きが少なくなって来ております。
早朝ツアーや夕方ツアーはまだ空きもありますし、実際オススメです。


オススメポイントをまとめます。
・アブが日中と比べて少なめ
・涼しい(もともと涼しい日は肌寒い日も)
・ドラマティックな景色に出会えるチャンス高め(もちろん天候によりますが)
・川も静か(日中はツアーで少し混雑する季節です)

早朝ツアー、夕方ツアーは以下のツアー。

今回のご案内は以上です。
楽しく、安全に。
素敵な夏にしましょう!